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みなさんこんにちは!
今回は読了本の感想を書いていきます!
著者:伊坂幸太郎
「クジラアタマの王様」
こちらのレビューしていきたいと思います!
大変面白いお話でした。本を読む手がとまらないとはこのことか!!!
1本のアクション映画を読んでいるような感覚になりました。
著書概要
著書名:クジラアタマの王様
著者:伊坂幸太郎
出版社:新潮文庫
貢数:464ページ
ジャンル:文学・評論
定価:825円
あらすじ
記憶の片隅に残る、しかし、覚えていない「夢」。自分は何かと戦っている? ――製菓会社の広報部署で働く岸は、商品への異物混入問い合わせを先輩から引き継いだことを皮切りに様々なトラブルに見舞われる。悪意、非難、罵倒。感情をぶつけられ、疲れ果てる岸だったが、とある議員の登場で状況が変わる。そして、そこには思いもよらぬ「繋がり」があり……。伊坂マジック、鮮やかなる新境地。
感想
2023年第9回 新潮文庫紅白本合戦の白組第2位ということで、気になって読んでみましたが、これが大正解!!
ハラハラドキドキで、本を読み進める手がとまりませんでした。
1本のアクション映画をみているかのような、圧巻のストーリーと世界観をもった作品でした!!
夢の中の戦いに負けると現実世界でも何かトラブルが起き、夢の中での戦いに勝つと現実世界のトラブルも解決する。
夢の中の世界とそれに連動する現実世界。
近年流行っている異世界系の物語とテイストは少し違うものの似た世界観を感じました。
要所要所に差し込まれているイラストが、夢の中という読者のぼんやりとした世界観を可視化し補足している点も、この世界観にのめり込めることができる素晴らしい工夫点だと感じました。
伊坂さんの文章の表現力、そしてその世界観を補完するイラスト。
読者目線で読みやすく工夫されており、結果として読み進める手がとまらなかった。
そんなように感じました。
無心になってハラハラする作品を読みたい!という方にはぜひオススメの1冊になっています。
いつもとは違うジャンルの本と出合うことができ、こういったジャンルも今後広げていきたいなぁと感じることができました。
この世界観はみなさんに是非堪能していきただきたいです。ぜひご覧ください。
ではまたお会いしましょ〜