みなさんこんにちは!
今週のお題「最近読んでるもの」を記事にします。
今読んでいる本が
「ぎょらん(著者:町田その子)」です。
町田その子さんは、2021年「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を受賞されている作家さんです。
今読んでいる本を紹介したいですが、それより前に、町田その子さんを好きになったきっかけについて少しだけ語ります。語らせてください。
結論から言うと、町田その子さんの「52ヘルツのクジラたち」を読んで初めて小説で泣き、本を読むことの楽しさを教えてくれた大好きな作家さんです。
町田その子さんの本を読むきっかけになったのは、コロナ禍で自宅に引きこもることしかできない日々が続いていた時です。
何かできることがないかなと考え、そんな時ふと「そうだ読書しよう!」と思いました。
しかし、なんの本を読めばいいのかわからなかったので、当時「52ヘルツのクジラたち」が人気ランキングで1位だったのでとりあえずこれにしよう!と思い読んだのがきっかけです。
本当に感動しました。本を読みながら涙を流している自分に驚いたことは今でも覚えています。
本を読むのって楽しい!!ということを知り、今では読書は自分の人生の1部と言っても過言ではありません。
町田その子さんは自分の何の趣味もなかった当時の自分を変えてくれた方です。
今でも町田その子さんの著者はよく読んでいます。それで今読んでいる本が「ぎょらん」ということになります。
まだ読んでいるところではありますが、少しだけこの本の内容をご紹介します。
著書名:ぎょらん
あらすじ
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。
全7話の短編小説となりますが、「ぎょらん」という人が死ぬ瞬間に強く願ったことが小さな赤い珠となってこの世に残るものが存在する。というのがすべての話の中で共通しています。
まだ2話くらいしか読めていませんが、やっぱり町田その子さんの優しい世界観がとても好きです。
「ぎょらん」が人の死に関連するものになるので、誰かが死ぬということと切り離すことができません。
死は辛く、悲しいという事実は変わりませんがどこか気持ちを前向きにさせてくれる温かい作品となっています。
連作集というのもあって、登場人物が緩く繋がっているというのも魅力の一つです。
さてさて。読書の秋です。
本を読むにはもってこいの季節なので、私は毎週コメダに通います。
みなさんは、どんなところで本を読むことが好きですか?
ではまたお会いしましょう~
町田その子さんオススメ著書(独断です)