けいのゆるブログ

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20代男子のなんてことのない日常。「マイペースに生きていくこと」が人生のモットー

エッセイ『好きなことだけで生きる』読みました。フランス人の生き方や価値観は素敵。

 

フランス人の生き方や価値観に憧れている20代独身男です。

 

みなさんこんにちは。

 

はい、ということで、今回は

『好きなことだけで生きる』

著者:ドラ・トーザン

 

こちらの本を読んだので、感想を記事にします。

 

他の国の方の価値観を知れるのはとても良い刺激となり、気づきをもらえますね。

 

この本を選んだきっかけ

私が一人暮らしを始めたときに⇓こちらの本⇓を読んでから、少しずつ自分の価値観が変わり、フランス人の生き方や価値観に憧れを抱くようになりました。

こちらの本は自分の生活を見直したくなる素晴らしい1冊です。みなさんもぜひ読んでみてください。

 
そして本屋で何を読もうか探していた時にふと、『好きなことだけで生きる』が目に入り、当時の記憶に残っていた気持ちがこの本も読みたい!と駆り立ててきたのがきっかけとなります。
 

感想

自分の生き方や本当に好きなものは何か。

自分が気づかぬ間に自分軸ではなく、他人軸で生きていないか??

 

改めて自分にとって本当に大切なものは何かを考えさせてくれる1冊です。

 

自分を最も愛することができるのは自分自身。

 

同調圧力が強い日本では、自分らしく生きることが難しいと感じることが多々ありますが、人生一度きり!後悔のないように自分らしく生きていきたいと思います。

 
ではまたお会いしましょう~

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『オススメ映画・小説』2023年3月に読んだ本と映画まとめ!

 

今回は、私が3月に読んだ本・観た映画のまとめを記事にします。

 

どの作品も本当にオススメです!!

では、いきましょう(^^)/

 

 

映画『すずめの戸締り』(監督:深海誠)

参考:映画「すずめの戸締り」公式サイト(https://suzume-tojimari-movie.jp/

1つ目は映画『すずめの戸締り』です。

 

日本中にある扉を閉める【閉じ師】の仕事をしている草太。

その扉を閉めないと、扉から災いがが訪れてしまうとのこと。

 

ある日、すずめは閉じ師である草太と出会い、そして扉と出会う。

 

その後、草太とすずめが一緒に全国の戸締りをする物語です。

 

すずめの行く先々で出会う人たち、様々な人の温かい想いが伝わってくる作品です。

 

keitare.hatenablog.com

 

映画『ラーゲリより愛を込めて』(監督:瀬々敬久)

参照:映画『ラーゲリより愛を込めて』公式サイト(https://lageri-movie.jp/

2つ目は映画『ラーゲリより愛を込めて』となります。

 

時代は第二次世界大戦後の1945年。

戦争後に不当にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に収容された山本が再び家族会うために、壮絶な日々を過ごす実話です。

 

山本さんを見て『こんな人になりたい』と感じました。

『人として本当に大切なこと』を教えてくれる映画です。

 

デジタル社会・コロナ渦でどこか人との繋がりが薄くなっている昨今、改めて人との繋がりを大切にしよう、人は一人では生きていけない。

 

山本さんの言動によって、心を変えた仲間の最後の行動に涙が止まりませんでした。

 

keitare.hatenablog.com

 

小説『パラソルでパラシュート』(著者:一穂ミチ)

3つ目は小説『パラソルでパラシュート』となります。

 

会社の受付嬢として働いている『美雨(みう)』は、ある日芸人である『亨(とおる』と出会う。

 

若さが大切である美雨の仕事は30歳になると解雇となってしまう。

歳を重ねるという当たり前のことで否定される仕事と対象に、年齢というある意味垣根のない芸人という仕事。

 

一見対局に見えるが、ある共通点が見つかる・・・

 

『大丈夫じゃないけど大丈夫!』

 

美雨が亨と出会うことで、自分の居場所を見つける優しい物語です。

keitare.hatenablog.com

 

Netflix映画『ちひろさん』

参照:映画『ちひろさん』公式サイト(https://chihiro-san.asmik-ace.co.jp/

最後はNetflix配信である映画『ちひろさん』になります。

 

小さな街のお弁当屋で働いている元・風俗嬢である『ちひろ』。

 

そんなちひろが出会う人たちはみな、孤独を抱えて生きている。

 

老若男女、子供、ホームレス、動物。すべての命に対して平等に接するちひろは、出会った人たちを孤独から少しずつ前向きに変化をさせていく。

 

不器用ながら優しさを持ち、不思議と人を惹きつける人間性を持つちひろのヒューマンドラマです。

 

『孤独とは何か』ということを教えてくれる作品です。

 

keitare.hatenablog.com

 

終わりに

映画や小説っていいですよね。

自分じゃない人の人生の一部を体験できているような気分になります。

そして、新しい世界観を知ることができます。

 

結構私は、アニメ・映画・小説に影響を受けやすい性格をしているので、新しい体験をしたい!という気持ちはこういった作品から影響を受けることが多いです(笑)

 

この中にみなさんのお気に入りの映画が見つかると嬉しいです。

 

ではまたお会いしましょう~~

 

 

小説『ラブカは静かに弓を持つ(著者:安壇美緒)』最近読んだ本で1番泣きました。レビューします。

 

みなさん、こんにちは!

けいのゆるブログへようこそ。

 

著者:安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』を読みました!

 

こんなにも涙しながら読んだ本は本当に久しぶりでした。

みなさんに絶対読んでほしい一冊です!

 

 

~なぜこの本を選んだのか~

いわゆるジャケ買いというものですね。

この本のジャケを見て思わず手に取ってしまい、音楽系の小説をあまり読んだことがないと思い、本屋大賞ノミネート作品であれば間違いないだろう!

そんな気持ちでこの本を選びました。

 

~あらすじ~

出典:ラブカは静かに弓を持つ公式(https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/rabuka/

全日本音楽著作権連盟(全著連)は音楽教室からも著作権使用料を徴収することを開始する。裁判での証拠をつかむために、そこで働く橘(たちばな)は、2年間生徒として音楽教室に潜入捜査をすることを命じられる。

 

過去のトラウマからチェロを弾くことに恐怖をいただいていた橘であったが、講師・浅葉の音楽と出会い、仲間と出会い、次第に心を溶かす。

 

しかし橘は、潜入調査をしているスパイである自分と、講師・仲間といる自分。次第にどちらが本当の自分であるのかが分らなくなっていく・・・

 

~感想~

本当に温かい物語でした。こういった人情のある物語はどうしても弱く・・・涙なしでは読んでいくことはできませんでした。

 

この話は、「信頼」と「境界線」の話であると感じました。

 

裁判での立証人として潜入調査をやるということは、まったく理解ができない。そんなことは感じません。

 

しかし、あまりにもその調査をする橘の時間と感情をないがしろにし過ぎている。

 

音楽教室で次第に仲間との信頼関係が築かれていくが、自分の存在を偽り続けないといけない。

仕事と仲間との境界線が分らない。自分の本当の座標はどこにあるのだろう。橘の気持ちを考えると本当に心が痛くなりました。

仕事と感情の切り離しをしないといけない。大人の世界は汚れていると感じました。

 

 

講師と生徒の間には、信頼や絆、他では代替できないものがある。

本当にその通りだと思います。

 

人との信頼や絆はとても強く、そして同時にとても脆い。

そんな目に見えないものに人はすがり、そして勇気や強さを持つことができる。

 

孤独な少年であった橘が勇気や強さを持たせてくれたのは、いつだって心を許した浅葉先生やその仲間たちでした。

 

潜入調査をしていたスパイであり、大切な仲間たちを裏切ってしまったということは事実かもしれません。

しかし時間をかけて信頼を積み重ねた人間関係に偽りはありませんでした。

 

『裏切ってしまったという事実』と『積み重ねた信頼関係という真実』

音楽によってできた仲間との信頼や絆は、再び音楽によって紡がれていく。それを音楽のように優しい音色(言葉)によって表現された著者に脱帽です。

 

 

心に響く言葉がたくさん詰まっている一冊でした。

みなさんもきっと心に響く、そして大切にしたい言葉がこの本から見つかると思います。

 

ぜひ、みなさまにも手に取って読んでいただきたいです。

 

 
では、またお会いしましょう~

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著者:一穂ミチ『パラソルでパラシュート』ネタバレしない程度にレビューします。

みなさん、こんにちは。

けいのゆるブログへようこそ!

 

今回は講談社から出版されております

『パラソルでパラシュート(著者:一穂ミチ)』のレビューをネタバレしない程度にレビューをしていきます!

 

~あらすじ~

会社の受付嬢である美雨は30歳になると契約解除になる契約社員の仕事をしている。

ただ歳を重ねるという当たり前のことで否定され、ただ生きていくことの難しさを感じている中、お笑い芸人である亨と出会う。

 

受付嬢である美雨は年齢により会社から見限られ、対して芸人は年齢という垣根がない。一見対照的な仕事であるが、どちらも将来に対する不安がある仕事という共通点を見つける。

 

美雨とシェアハウスに住む芸人たちと過ごすうちに次第に美雨は自分の居場所を見つけていく・・・・。

 

参考:講談社BOOK倶楽部(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000358370

 

~感想~

とても読みやすい本でした。心を落ち着けて読むことができる一冊です!

 

この本は、『セーフティネット(自分の居場所)』ということをテーマとした一冊だと思います。

 

崖っぷちの状況でパラソルでパラシュートをしても、セーフティネット(自分の居場所)があれば、きっと大丈夫。

将来に対する不安は誰しもが持っている。大切なのはそんな不安があっても大丈夫だと思える居場所を見つけることだということを教えてくれました。

 

「大丈夫じゃないけど大丈夫!」不安を抱えながらでもいい。

 

誰にどう思われても自分らしく生きる。そして自分が支えられていると思う居場所にいる人も同じようにそう思って欲しい。

 

支え、支えられる。そんな関係性を少しずつ築いていく展開に心が温まりました。

 

そして、芸人と過ごしていたからなのか、美雨の随所に出てくる笑いのセンスにクスっとさせられます(笑)

 

ぜひみなさんにも読んでいただきたい一冊です。

 

ではまたお会いしましょう~

 

「夏の体温」著者:瀬尾まいこ ネタバレにならない程度にレビュー 心温まる3話の短編小説。

みなさんこんにちは。

けいのゆるブログへようこそ!

 

今回は

著者:瀬尾まいこさん

双葉社から出版されております

「夏の体温」のご紹介をしていきます。

夏の体温 [ 瀬尾まいこ ]

価格:1,540円
(2023/2/17 22:07時点)

映画化されている「そして、バトンは渡された」の著者である瀬尾まいこさん

ネタバレにならない程度にこの本のレビューをしていきます。

みなさんの読書ライフの参考になると幸いです。

 

~あらすじ~

参照:双葉社(https://www.futabasha.co.jp/book/97845752449840000000

全3篇の短編小説となります。

「花曇りの向こう」はとても短い物語なのでメインは

「夏の体温」「魅惑の極悪人ファイル」となります。

 

~読んだ感想~

この本は「出会い」と「友達」がテーマになっていると思っています。

 

瀬尾まいこさんの描く優しい世界にとても心が穏やかになります。

 

人は人と出会うことで新しい自分、新しい世界を知ることができる。

そしてそれを知った時に本当の友達というかけがえのない存在を知ることができる。

そんなことを優しく3話それぞれ違う視点から伝えてくれる一冊です。

 

瀬尾まいこさんの世界観、そして優しい描写にとても惹かれました。

 

ネタバレにならないようここまでにしたいと思います。

みなさんもぜひ手に取ってこの気持ちを共感していただきたいです。

 

みなさんの心に残る一冊になりますように。

ではまたお会いしましょう~

 

夏の体温 [ 瀬尾まいこ ]

価格:1,540円
(2023/2/17 23:42時点)
感想(3件)

 

 

レビュー:「その本は」又吉直樹×ヨシタケシンスケの共同作。ネタバレにならない程度に感想を。本屋で思わず手に取った本でした。

みなさんこんにちは。

けいのゆるブログへようこそ!

 

今回は最近読んだ本の感想について記事にしていきます。

なるべくネタバレにならないよう感想をお伝えしていきますので、みなさまの読書ライフの参考になれば幸いです。

 

今回ご紹介するのはポプラ社から出ております

「その本は」 又吉直樹×ヨシタケシンスケ

となります。

 

芥川賞受賞の芸人又吉直樹さんと有名絵本作家のヨシタケシンスケさんの共作の1冊となります。

その本は (一般書 395) [ 又吉 直樹 ]

価格:1,650円
(2023/2/11 22:46時点)
感想(42件)

~あらすじ~

引用元:その本は│ポプラ社 https://www.poplar.co.jp/sonohonwa/

二人の男(又吉さんとヨシタケさん)が世界中を旅して集めてきた本の話を毎晩王様に交互に読み聞かせをするストーリーとなります。

絵本作家と小説家の共同作のため、可愛らしい挿絵と芸人さんらしいクスっとする話、そして小説家らしい深みのある言葉があったりとあっという間に読み終えてしまう1冊です。

 

~読んだ感想~

まずこの本を手にとった理由は装丁です。

中は少し日焼けをしたような古書のような雰囲気。

思わず部屋に飾りたくなるような可愛らしい装丁をしています。

 

また挿絵が多いため絵本のような感覚で読み進めることができます。

1時間~2時間程度あれば読み終えれると思います。

 

さっぱり読みやすいストーリー

少し長めで感動をするストーリー

抱腹絶倒まではならないがクスっと笑えるストーリー

考え方を改めさせられる深みのある言葉があるストーリー

 

この本の良さはこの「メリハリ」にあると思います。

可愛らしい挿絵とメリハリの良さ。お二人の才能に感服です。

 

きっとみなさんも気に入る、そして自分の心に刻みたいストーリーがきっとあると思います!

ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。

 

みなさんの心に残る1冊になりますように。

ではまたお会いしましょう~

 

その本は (一般書 395) [ 又吉 直樹 ]

価格:1,650円
(2023/2/11 22:33時点)
感想(42件)